Amazon Fire 5th genのroot化とカスタムROMの導入

7月12日のPrime dayでFireをおもちゃとして4k弱で購入しました。そのままでは思ったより使いづらかったのでroot化とかなど。自己責任でお願いします。手順を公開しているサイトはいくらでもあるのですが、細かい差異があったり、アプリのバージョンが古かったりするのでそれを補う感じで。

環境

  • Amazon Fire タブレット 5世代目
  • Fire OS 5.1.4

準備

  1. 5.1.4では導入できないようなので5.1.2に下げる。ADBの導入とか細かいとこは省略。第5世代Fire(2015)を5.1.2.1から5.1.2にダウングレードする方法! – And Reframing Things を見て導入する。ファイルは同じように~8620.binをダウンロードすればOK。
  2. rootjunkysdl.com からAmazonFire5thGenSuperTool.zipをダウンロード、解凍。
  3. FireをPCにつないでおき、解答したフォルダ内の1-Amazon-Fire-5th-gen.batを起動する。

root化の手順

  1. 6を押して手順に従ってroot化する。バージョンは5.1.2なので3を選択。 1. Kingrootのインストールがされる(この時点でbatファイルは進行させないでおく) 。
  2. Kingrootを起動して進めていくとRoot奪取を試行する 。
  3. 成功するまで何回かチャレンジ(一回で成功するのは難しいよう)。勝手に再起動するが、起動してまたKingrootを起動して…と頑張る 。
  4. 成功したらbatファイルに戻る。進めていくとKingrootの削除が行われ、SuperSUがインストールされる(ここでまたbatファイルは止めておく) 。
  5. SuperSUを起動して、バイナリのアップデートする。アップデート方法は通常を選択。
  6. アップデート後、再起動が求められるが、再起動はしないで、一度SuperSUを終了させ、Kingrootと一緒に入ったアプリを消しておく。
  7. batファイルに戻り、進めていくと端末が再起動される(kingrootと一緒に入ったアプリを消さずにSuperSUで再起動かけても良さそうだけど一応)。
  8. (root化だけなら以上の手順で終了)

FlashFire導入

  1. batファイルの5を押して1を押すとFlashFire5.0がインストールされて終了
  2. …が私の環境では起動せずに落ちてしまったので諦めてPlay Storeからインストールする。Play storeはbatファイルのトップ画面の2のInstall Google Play storeを選択する。
  3. 適当にGoogleの認証を済ませてストアからFlashFireを検索、インストール。私がインストールした日はバージョンが0.51だったが、記事を書いてる時点では0.52になってた。多少の変更があるようだが、そこまで変わってない…と思う。
  4. ちなみにFlashFireはSuperSUでないと動作しないようなので、中途半端なままKingrootのままでいいやとかしない。

カスタムROMの導入

  1. あるフォロワーがRessurectionRemix(以下RR)というカスタムROMの日本語化を担当しているようで気になっていたので例としてこれを導入してみる。RRはCMやSlimがベースとなっているようだ(詳しくない)。
  2. [ROM] Resurrection-Remix-LP-v5.5.9 Amazon Fi… | Amazon Fire の Download Rom and Gapps:のところからzipとgappsをダウンロード。gappsは第5世代FireにカスタムROM(CM12.1)をインストールする方法!【要root化】 – And Reframing Things を参考にMiniをダウンロードしておく。
  3. ダウンロードした2つのファイルは適当にadb pushなどでFireにぶち込んで置く。
  4. FlashFireを起動して+ボタンからWipeを選択。以下の4つを選択。右上のチェックを押しただけでは起動せず、タスクとして追加される。 - System data
  • 3rd party apps
  • Dalvik cache
  • Cache partition
  1. 次にFlash ZIP or OTAを選択。まずはRRのzipを選択する。OptionsではMount /system read/writeとAuto-mountを選択。右上のチェックを押す。
  2. 同様にFlash ZIP or OTAを再び選択し、Gappsのzipを選択。Auto-mountと Mount /system read/writeを選択(必要ないかも)。
  3. **ここが重要。**タスク一覧のWipeを長押しして一番上(Instructionsの下)に持ってくる。これしなかったせいで何回もやり直してた。
  4. FLASHを押すと開始する。自分の環境ではなぜか上半分しか見えてなく、下半分が見切れてた。多分動いてるので大丈夫。しばらくすると再起動され、ROMが書き換わっている。

7の手順をやり忘れてたせいで何度も繰り返してました。日本語の解説サイトは色々見てたんですが、7の手順を記述してるところがほとんどなく、FlashFireのバージョンの差異なのか、それともこのROMだからなのかわかりませんが、とりあえず上に持ってかないとうまくいきませんでした。最終的にはxdaのFire版CMの手順通りにやればいいということで[ROM][UNOFFICIAL] CM-12.1 [10 Jul 2016] | Amazon Fire のFresh Installation from FlashFire 0.50の項目を見たらうまくいきました。 最初からxda見ろって話ですね(もっともRRの最初の投稿にはFlashFireでやる方法が書いてないですが…)。

ここまで書いて 第5世代FireにカスタムROM(CM12.1)をインストールする方法!【要root化】 – And Reframing Things を見てCMをRRに置き換えるだけでいいじゃんということに気付きました。終わり。